「東映まんがまつり」の1本として上映された劇場版シリーズ4作目。これまで日本と戦ってきたヨーロッパ選抜に加え、アメリカと南米選抜が参加するワールドカップでの激戦を描く。監督は光延博愛、演出には岡本達也と、劇場版1作目と同じスタッフとなった。脚本は第1TVシリーズやこれまでの劇場版にも関わり続けている菅良幸。なお、原作者の高橋陽一による新たなキャラクターも登場する。キャストは小粥よう子、山田栄子、鈴置洋孝など。

大空翼の小学生時代を描く、『キャプテン翼』のオリジナルストーリー。「東映まんがまつり」の1本として上映された。監督は『ハックルベリィの冒険』『おじゃまんが山田くん』の光延博愛。作画監督は『宇宙戦艦ヤマト』でキャラクターデザイン・作画監督を務めた岡迫亘弘が担当している。主なキャストは翼役に小粥よう子、岬太郎役に山田栄子、若林源三役に橋本晃一と、TVアニメ第1作と同じ陣容。エンディングテーマは歌手で俳優の竹本孝之が歌っている。

「週間少年ジャンプ」に連載され大人気だった高橋陽一の漫画『キャプテン翼』の劇場版アニメ2作目。劇場版1作目と同じく「東映まんがまつり」で上映された。内容としては前作の映画版から1年後を描いている。監督は『忍たま乱太郎』で絵コンテを多く手掛けている矢沢則夫。作画監督を岡迫亘弘が、音楽を飛沢宏元が、脚本を菅良幸と、前作と同じ布陣。エンディングテーマ「明日に向かってシュート」は、主人公大空翼の声をあてている小粥よう子が歌っている。

オリジナルテレビシリーズ第一作を再構成した劇場版作品。宇宙戦艦「ヤマト」に乗り、敵に立ち向かう乗員たちの活躍を描いている。本作ではテレビアニメ版の監修に引き続き、監督は舛田利雄が担当。1977年に公開された日本映画の中では9位の興行成績を残し、約21億円の興行収入をあげた。英語吹替版『Space Cruiser Yamato』は第30回カンヌ国際映画祭に出品され、日本国外でも上映やテレビ放送が行われた。

■見どころ
①壮大なスケールで繰り広げられる戦いの数々に興奮が止まらず、エネルギッシュな世界観が魅力
②アニメの総集編であるため重要なシーンをテンポ良く視聴でき、コンパクトにまとまった内容を楽しめる
③地球再興への想いや人間模様も描かれ、登場人物の心情や抱える思いが1つ1つ胸にしみる

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架空の宇宙船「宇宙戦艦ヤマト」の乗組員たちの冒険を描いたサイエンス・フィクション。第1期は全26話。1974年10月6日から1975年3月30日まで日本テレビ系列で放送された。その後は人気が高まり、映画やテレビの続編、リメイク版、小説やコミックなどの関連作品が多く作られた。果てなき宇宙を行くヤマトの決意を歌ったオープニング曲「宇宙戦艦ヤマト」は、50年経った今も多くの人に愛されている。

■見どころ
①戦闘シーンなど迫力ある映像と人間ドラマや主人公の成長など、感動的なストーリーが見事に融合している。
②銀河系を超えて大マゼラン星雲まで旅をする大航海が、宇宙の広さと奥深さを感じさせてくれる。
③様々な困難や危機に直面しながらも、仲間との絆や地球への愛を失わずに前進する乗組員たちに涙が出てくる。

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