デレク・ツァン監督による香港映画「ソウルメイト　七月と安生」を、舞台を済州島に変えた韓国のリメイク作品。堅実な人と自由人という、生き方も価値観も違う幼なじみである2人の少女の友情やすれ違いを描いたドラマ映画。監督は「短い記憶」のミン・ヨングン、主演を「The Witch 魔女」シリーズやドラマ「梨泰院クラス」などで知られるキム・ダミとドラマ「ボーイフレンド」に出演したチョン・ソニが務めた。

■見どころ
①主演の少女たちの複雑な感情を表現した演技がとにかく素晴らしく、画面に引き込まれる。
②オリジナルのストーリーを知っていても知らなくても、感動し泣ける作品になっている。
③自由か安定した生活かその両立かという点で、登場人物と同様にすごく考えさせられる。

https://www.hulu.jp/poetry

https://movie-tsutaya.tsite.jp/netdvd/dvd/goodsDetail.do?titleID=1923850779

『オアシス』（2002）でヴェネツィア国際映画祭銀獅子賞を獲得したイ・チャンドンのヒューマンドラマ。韓国で実際に起こった集団レイプ事件から着想を得て製作された。チャンドンは監督のほか、脚本と製作も兼任している。事件に直接関わっていない第三者からの目線を中心にすることで、よりチャンドンらしい表現の作品となった。カンヌ国際映画祭では脚本賞を受賞。タイトルにある「アグネス」は、作中で事件の被害に遭った少女の洗礼名である。

■見どころ
①イ・チャンドン最高傑作との呼び声も高い。彼が描く弱者の姿は時代と国を超えて心に響く
②音楽を多用しない静かな演出に、映画とは正反対に思える「詩」のテーマが美しく映える
③映像の美しさと同時に悲しい出来事も俗っぽい人たちも存在する、リアルな世界が伝わってくる

https://www.netflix.com/title/81697985

高校時代にライバルだった男女が再会しラブロマンスを繰り広げる韓国の恋愛作品。「週間グローバルトップ10」の「テレビ・非英語部門」で1位を獲るほど注目を集めた。パク・ヒョンシク役は「家族なのにどうして」でブレイクし、「上流社会」「力の強い女　ト・ボンスン」などで演技賞を獲得したヨ・ジョンウが演じた。パク・シネ役は「天国の階段」で主人公の幼少期を演じて話題になったナム・ハヌルが演じた。

■見どころ
①10年ぶりに共演を果たすパク・ヒョンシクとパク・シネのキュートでセクシーなケミストリーが最高。
②医療現場で奮闘する2人の姿を通して、医療事故やモラハラなどの医療現場のリアルを見ることができる。

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