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『ラ・ブーム』『007 ワールド・イズ・ノット・イナフ』のソフィー・マルソーが、監督・脚本・主演を務めたサスペンス映画である。共演は『ネバー・セイ・ダイ』のクリストファー・ランバート、『チャーリーとパパの飛行機』のニコラ・ブリアンソン、『007/カジノ・ロワイヤル』のシモン・アブカリアンほか。フランスで絶大な人気を誇る女優ソフィー・マルソーが監督としての評価を確立させた作品であり、2008年に開催された東京のフランス映画祭ではオープニングを飾った。脚本や演出には粗さも見られるものの、謎の美女をソフィー・マルソーが好演しスリリングな展開が見所である。

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「男と女」でアカデミー脚本賞と外国語映画賞を受賞した、クロード・ルルーシュの監督・製作・脚本によるフランスのドラマ映画。バレエダンサー、歌手、指揮者、音楽家という実在の4人をモデルにした、2世代4つの家族の人生が交錯する3時間4分にも及んだ大作メロドラマとなっている。フランスバレエの振付家モーリス・ベジャールが振付を担当した、ジョルジュ・ドンによるバレエのボレロのシーンが不朽の名シーンの呼び声高い。

■見どころ
①尺は長いがとにかく音楽とバレエの迫力が凄く、何回でも再鑑賞したくなる作品。
②戦争という時代に翻弄された現実を見るからこそ、音楽がより重厚に感じられる。
③モスクワ、パリ、ベルリン、ニューヨークという4つの美しい都市やその街並みを映像で体感できる。

ロベール・オッセン

プロフィール

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