シリアのリアルを写した衝撃のドキュメンタリー作品。この作品の主人公であるパトリシオ・ガルヴェスは、ISISに嫁いだ娘の子どもたちをいかに救うか悩んでいた。この話を聞いたゴルキ・グラセル・ミューラー監督が彼の命を賭けた戦いに帯同し、この作品を作り上げたのだ。難民問題や宗教2世に関わる問題も取り扱ったシビアな内容だが、「罪のない子どもたちを救いたい」というパトリシオの強い思いが起こした行動に、世界からも称賛の声が集まっている。

■見どころ
①クラクフ国際映画祭国際批評家連盟賞を受賞するほど、世界に影響を及ぼした作品。
②娘や孫たちのために命をかけて戦うパトリシアの勇姿には、心をグッと掴まれる。
③シリアの裏側までまるっと全部映されている。世界情勢を知るにも勉強になった。

ゴルキ・グラセル＝ミューラー

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