「50歳の恋愛白書」で知られるレベッカ・ミラーが監督を務めた作品。ニューヨークを舞台にしたロマンスコメディで、アン・ハサウェイ、ピーター・ディンクレイジ、マリサ・トメイといった実力派俳優が出演。アン・ハサウェイはプロデューサーも兼ね、パトリシアという役で出演。ピーター・ディンクレイジは彼女の夫スティーブンを演じた。主題歌はブルース・スプリングスティーンが手掛け、第81回ゴールデングローブ賞で歌曲賞にノミネートされた。

■見どころ
①アカデミー賞受賞女優のアン・ハサウェイの演技が、感動的なドラマを生み出している。
②スランプに陥った作曲家が風変わりな人物との出会いを通して、前を向く様子に勇気をもらえる。
③「50歳の恋愛白書」で知られるレベッカ・ミラー監督の演出が、心に響くストーリーを紡ぎ出している。

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ナチス・ドイツによる残酷な強制収容所・アウシュヴィッツ。本作はアウシュヴィッツから生還したハリー・ハフトの半生が描かれる、実話を基にした伝記映画。監督を務めたのは、『レインマン』でアカデミー賞・監督賞を受賞したバリー・レヴィンソン。脚本はジャスティン・ジョエル・ギルマーが担当した。主人公・ハリーを演じたのは、『ホステージ』などで知られるベン・フォスター。また『エリザベート1878』のヴィッキー・クリープスも出演している。

■見どころ
①目を覆いたくなるような凄惨な真実。戦争が他人事ではない時代だからこそ、観るべき作品。
②カラーとモノクロの使い分けが見事。特にモノクロの映像へのこだわりは素人目にも素晴らしい。
③人を愛することの切実さと尊さ。どんな絶望の中にいる人も希望を見いだせるかもしれない。

マリナ・ドラジッチ

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